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大阪府議会議員アメリカ行政視察団 「視察テーマ 総合交通政策」

11月5日(月)視察先   ロサンゼルス市(LA市)緊急事態準備局

視察場所はLA市役所の地下4階にあり、冷戦時代には緊急時と言えば核戦争も視野に入れたい対策を講じていたそうで大変驚きました。

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ご承知のように南カルフォルニア州を含むLA市は、気候的に雨が少なく慢性的に渇水の状態であります。よって山火事などの自然災害等が起こりやすく、行政側と市民の間に日頃から災害に対する対策のシステムがとられています。

また一度、山火事になると山の保水力が無くなり、大きな雨が降るとたちまち洪水になり2次災害を引き起こす原因ともなります。
そういう意味でも市民や企業に対し普段から十分な災害対策を採る事を求めており、行政側もそれを支援するために普段から多くの対策を準備しています。

防災は国家レベルで統一したマニュアルがあるようですが大規模でない限りその時々の判断は州や郡で担当します。大規模な災害等に関しては様々なケースが考えられ、その規模、種類によって20?30のプランを用意しています。

州や郡、市役所、警察、消防が絶えず連携し、各機関共通のシステム・マニュアルが整備され、危機管理のスタッフも以前よりかなり増員されております。
また、スタッフの教育にも熱心に取り組み、市民に対する情報発信を日常から行っているようです。例えば消防では1時間に5000件の電話に対し折り返し電話が出来るシステム導入しています。

しかし災害によっては予期せぬ事態もあり、ライフラインがパンクした時等は復旧に4?5日程度かかるようで、備えとして、水、食料、油を備蓄しているようですが、どうやって市民に提供できるかが課題も残ります。

どこの国でも同じでありますが、子供は純粋でありますので大人への教育も大切でありますが、学校で子供をトレーニングし、その子供が大人に教えることも多いそうです。
また万国共通で各家庭に備え付けのラジオを置くことを推奨しています。

課題は沢山ありますが、大規模な災害時にどうやって大量の市民を避難させるのか、とにかく生命を守ることが先決であります。
特に地震時には家の外に出たがらないのが現状であり、どれだけ正確な情報を早く提供できるかが勝負であります。

現在の建物の強度であれば、マグニチュード8クラスの地震がおこれば、LA市の75%の構造物が倒壊するおそれがあり、行政側も急いで建築基準を見直し耐震基準を高めているそうです。

ちなみに高速道路などの耐震補強については日本の技術も多く取り入れられており、地震、耐震という意味では日本の耐震技術は進んでいます。
大阪府でも地震に対し家屋の全倒壊を防ぎ生命を守ることが1番の課題であり、そのための研究、対策も徐々に進んでいます。

我々にとって一番大切なことは、日頃から一人一人が災害に対して自覚と責任を持つことであり、行政は全ての方策を動員し被害を最小限度に食い止めること、早く本来の生活に戻す状況を整えることだと思うのです。

大阪府でも災害に対する課題は沢山ありますが、府民の皆様との連携がかなり不足しいるように感じます。
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