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WTC移転問題について

(宗清) 
本来、大阪市湾岸地区の主体となる開発主はどこだと思われますか?
知事にお伺いいたします。

(知事)
咲洲・夢洲地区に範囲を限定した場合には、大阪市が主体となって土地造成やまちづくりを推進するものである。
大阪ベイエリアとして広域的に捉えた場合には、国、府市をはじめとする関係自治体、経済界が協力して、その開発整備に取り組むこととなる。

(宗清) 
今やWTCへの移転こそが、府市連携のシンボルであり「都市構想(案)」を実施するとしていますが、この計画は大阪市の既存の計画に大阪府が「迎賓機能」や「産業・物流機能」を付け足しただけの計画であり、従来あった大阪市の計画とほとんど変わっていない。

また、大阪市は財政難を理由にNHKの東側の土地の活用も全く手付かずでペンペン草が生えてある状態です。
大阪市から見れば府庁がWTCに移転する、しないに関わらず、大阪市港湾局関係が中心になって「スーパー中枢港湾」等のプランを中心に粛々と咲洲などの開発を進めているのが現状です。

要するに自分たちでつくった広大な空き地の活用に、また更なる税金を投入して絵を描いているのかな、と私は理解しています。
そのお手伝いとして府庁が破綻寸前のWTCを買ってくれるのは、大阪市から見れば「渡りに船」だと感じているはずです。

ですから府と市が一緒「都市構想(案)」にといわれても非常にわかりづらいので、大阪市の役割と大阪府のすべき役割を分離して説明してください。

IMG_9075.jpg

(知事)
完全に分離した役割はなかなか難しいところがあると思うんです。
南港の地もぺんぺん草が生えていますし、大手前の大阪市が持っているところもぺんぺん草が生えている。

ただ、お互い協力をやることにより、ぺんぺん草をなんとか活性化させるということで。
大阪市が今苦しんでいるところを大阪府が力を注ぎ込めば、大阪市だけで無理なところに大阪府が入っていって一緒に、開発自体は大阪市が中心になりますが、企業誘致とかということは大阪府もがんばりますし、ベイエリア全体の開発に乗っかって咲洲だけの問題でなく、ベイエリア全体の問題として、また、国が発表したグリーンベイ構想も含めてそれに全部乗っかりながら、あそこのぺんぺん草を何とか元気にさせる、今度は、NHKの横の場所もここの大手前の跡地の利用も一体となって考えれば、今の状態とはまた違ってきますので、この大手前の一帯全体をまちづくりのポテンシャルの可能性を活かしながら、この場所も含めて考えればまた元気になるのではないかと思っております。

(宗清)
知事が我が党の代表質問で「WTCがきっかけとなって、今までとは質が違う府市連携がすすんだ」と、WTCに行くことが府市連携であるかのように答弁されていましたが・・・
1、府庁が南港へ移動すれば、距離的には大阪市の本体(中ノ島)とかえって遠くなってしまう。
2、また湾岸エリアの主たる開発主が大阪市であるということ。
3、都市構想(案)がそもそも大阪市のプランに1,2行大阪府の意向を付け足しただけのプランであるということを考えれば、府庁が大手前にあっても十分に一緒に湾岸の開発は出来るのではないかと思われますがいかがでしょうか?  

(知事)
これは行政の責任感にかかってくると思うんですけれども、当事者意識を持たないと行政は本気にならないと思うんですね。
この大手前にいるだけでは、大阪府も本気になってあのベイエリアをどうやって活性化させるかという気持ちにならないと僕は思ってまして、まず、自らの身をあの場所に置いてですね、大阪全体・関西全体のベイエリアの中で自分もそこの中に身をおいて、国が注目しているグリーンベイエリア構想と一体になって進めていくことが必要なんじゃないかと思っております。

もし、大手前に残ってできるのであれば今まで十分できていると思いますが、今までできなかったことを新たにやろうと思ったときには、まずは、自らが行動を起こすことが大事だと思っています。

大阪府の主張に国も耳を傾けるようになったのは、自らの職員の給料を削り、議員の先生方も自らの報酬を削りながら、これで国も大阪府の言っていることに耳を傾けなければならないようになったと思うんです。
まず、やらなければならないことは、自分が動くこと、ここからがスタートだと思っています。

大阪市、大阪府という枠組みにとらわれずに、大阪全体のことを考えれば、大阪府庁は大阪市のエリアの中であろうがなんであろうが自ら身を入れて、気合を入れてガンバっていかなければならないという態度が必要じゃないのではないかと思っています。

(宗清) 
WTCは早ければ7月にも2次破綻するのではという話もある。そういう意味でWTC会社が破綻してから買った方がより安く購入できるのではないかという意見を大阪市の関係者からも聞くことがありますが、急いで購入し、高い買い物をするのは、大阪市以外の府民の不利益になるのではと思います。

もし大阪府が直ちに購入しない場合WTCはどうなるのでしょうか?
WTC会社が破綻し法的整理による売却となった場合、現在の経済状況から考えてもビルの買い手は大株主である大阪市か大阪府しかないのではないかと思いますが、他にどんなシナリオがありますか?
知事のお考えを聞かせて下さい。

(知事)
万一、府への売却が実現しなかった場合は、大阪市の特定団体再建検討委員会が提示(H20年2月)した会社更生や破産等6つの処理策について、検討されることになると考えられる。
仮に法的整理に入った場合の買取りの可能性については、本府が言及すべきことではないと考えられるが、現時点で本府以外に買取りを検討しているところがあるとは聞いていない。

※ 大阪市特定団体再建検討委員会の処理策
?会社更生  ?破産
?再調停   ?「受け皿」による債権買取
?株式会社地域力再生機構の活用  ?大阪市による物件買取

(宗清)
現時点では大阪府か大株主である大阪市以外にWTCを使う選択肢はないように思える。
もし府庁移転が実現しない場合は、オーナーである大阪市がWTCへ行くことも将来的にはありえない話ではないと思う。もう1つは本来、都市軸を西に広げる仕事は大阪市の役割でありますし、2つめは湾岸エリアの主たる開発主である大阪市であるので大阪市が庁舎として利用する方が、府庁が行くよりより開発に現実味がでてくる。

もし大阪市の庁舎がWTCで大阪府が大手前として、同じビジョンは描けないですか?

IMG_9053.jpg

(知事)
今の大阪市の状況では、自らがあそこのWTCへ行くというような意気込みは無いでしょうね。
と言いますのは、水道事業統合の話もそうなんですけども、大阪市はやっぱり大阪市民の利益しか考えてないんですよね。何かあれば市民の利益です。
ですから先ほど議員お示しの都市州の話も、僕はあれだけ大阪市が市民の利益、市民の利益と言っている限りにおいては都市州を語る資格は無いと思うんですよね。

やっぱりそうだからこそ大阪全体のことを考えている、関西全体を考えてる大阪府庁こそが、また大阪府議会こそがですね、大阪をひっぱっていく役割を担っていると僕は思っているんです。

ですから大阪市がやらないからずっと見ておくとか、大阪市の仕事だからほっておくというのではなくて、大阪府庁は、また大阪府議会は大阪府の全体のこと、もっと言えば関西全体のことを考えてやっていくべきリーダーたる、僕は資格と権限、責任があると思っていますので、大阪市がやらないというのであれば、敢えて大阪府が大阪をひっぱっていくと言うような意気込みが必要と思っていますので、このまま大阪市のWTC移転を待っているだけでは大阪の発展はないと僕は思ってます。

ですから是非この大阪の変革、関西の変革をやるためには、まずは大阪府庁、大阪府議会が自らベイエリアに足を運んでそして国のグリーンベイ構想にも乗っかって、そして国を巻き込んで、経済界も巻き込んで大阪の変革を目指していくべきだと考えております。

(宗清)
今の知事のご答弁では、大阪市が何もやらないから、府庁が自らやろうと言う意気込みに私、感じたんですね。
そうするとちょっと感想を聞かせてほしいんですが、大阪市の方はWTCを大阪府が買って大阪府庁が出てこなかったら一緒にせえへんぞというような態度なんでしょうか。
お尋ねいたします。

(知事)
大阪市はWTCに移るというような気持ちにはなっていないだけであって、一緒になって大阪を変えていくという意気込みは平松市長にもあると思います。
後は10年後、20年後を目指して、ベイが発達していずれかの選挙のときに大阪市役所もやっぱりこっち側のベイに移したほうがいいやというような市議会議員の構成になれば大阪市役所も移るんじゃないでしょうか。

(宗清)
そもそも、今までWTCは、大阪市の第2庁舎的存在でありました。
市の職員数も現在2023人、WTC全体の入居実績から申せば全体の84%は大阪市の関係ということになります。

湾岸開発の主役の港湾局、ATCを開発した経済局、また建設局も入っています。
にもかかわらず南港は活性化してこなかった。
だから議会の先生方も心配をしています。

そもそも、大阪市湾岸エリアの開発は「テクノポート大阪計画」「大阪市総合計画21」に基づいていますが、この計画は大阪市内中心部が活性し、飽和状態になるという・・経済、人口とも「成長と拡大」が前提であります。
同時に湾岸開発は財界の力強いバックアップで計画されてきた経緯があります。

当初計画で2兆2千億円、失敗をカバーするために更に莫大な税金をつぎ込んでもこの計画は失敗しています。
失敗しても現在も大阪市港湾局を中心に湾岸開発は今も続けられています。
財界も一時的にはバックアップしてきたんですが、時代の趨勢で財界は西に向くより、むしろ東に向いて、大阪の湾岸に見向きもしないで、東京に行っているほうが多いと感じています。

調べてみますと、平成16年度?19年度の間で、大阪府内の単独法人と分割法人で、資本金が1億円以上の法人だけを見ても合計301社も減っています。このほとんどが東京に行っていると思われます。
これでは大阪府の法人2税が減るのは当たり前であります。

この度の府庁移転(案)にも経済界、特に関経連の下妻会長が絶賛しているようである。
財界主催のセミナーで会長は「WTC移転を議会が否決すれば、NPOと組んで議会に筵旗をあげてもおもしろい」とまで発言しています。

この筵旗という意味は一部の新聞では議会を訴えるという表現がされていました。
会長の所属する住友金属の本社は東京と大阪の二箇所に置いていますが、実質の本社機能は東京本社であるとも言われています。
以前、住友金属の関係者から聞いた話ですが、20名程いる役員の大半が東京常駐で大阪に常駐している役員は2?3名だと聞いた記憶があります。
しかし、そこまで下妻会長がWTC移転に応援して頂けるのであれば、住友金属は当然でありますが、関西財界にも湾岸エリアに大いに進出して頂けると思っておりますが、例えば住友グループが大々的に東京から大阪に戻ってきて湾岸エリアに進出してくれるような具体的な応援要請を経済界にすべきだと考えますがいかがでしょうか?

またせめて、現在、中ノ島センタービル30Fにいる関経連や28Fにいる関西経済同友会また商工会議所にも湾岸エリアに是非出てきて頂く提案を知事からしてはいかがですか?
その結論は府庁移転と同時(タイミングが大事)のほうが好ましいと思いますが、いかがですか?

(知事)
議員のご指摘は移転へのエールだと受け取ってよろしいでしょうか。
財界にも、大阪府はこれから府・市・経済界にも府民の皆様方にもこれからの大阪の変革を目指してやっていくということを財界の皆さんにも、強く協力や責任の一旦を担っていただくということを求めて行きたいと考えます。

ただ、ちょっと気になっているのは、今のあのベイ、特に咲洲地区に、なんの魅力もないと思っていますので、その魅力を作ってこそ、行政や政治でまず、魅力をフィールドを最低限のものを作りながら、これだけの魅力があるということを提示しないと、なかなか、何も無いところに、とにかく、来い来い、来て下さい、来て下さいというのもかなり無責任なのかという思いもありまして、咲洲と大手前の話だけではなく、大阪のフィールドを考えなければならないと思っていますから、そのなにわ筋線や中ノ島線の延伸や淀川左岸線の延伸部、大阪全体、関西全体、アジアの一大物流拠点ということの、まずは、その芽を育てながらですね、その中で、こういうことをやるんだから、財界の皆さんもこちらに目を向けてくださいよと、議員ご指摘のとおり、きちんと環境を行政・政治の責任として、環境を整えながら、環境を整えていくというような意気込みを示しながら、財界の皆様にもその責任の一部の一翼を担って頂きたいとおもっております。

(宗清)
知事、やっぱり、議論をつくしてから、結論というのがあると思いますので、応援の意味もございます。
それで、それだけ、財界も期待を寄せていただいている府市連携があるとするならば、ちょっと府の勝手かもしれませんが、大阪府と大阪市が連携するので、せめて御堂筋の知事が一生懸命やっているイルミネーションとかセンチュリー交響楽団とかも、財界に一生懸命応援してくださいと、知事から一度お願いしてもらったらどうでしょうか。

(知事)
これからのセンチュリーの方向性、また、大阪市、大阪府でのそのようなイベント事業等についても、財界の皆様に大阪を盛り上げるためにお願いしていきたいと思っております。

(宗清)
私が一番の心配は、たとえWTCへ府庁が移転しても、本当に大阪市と深く連携できるのか、そこが重要。
仮に大阪市がその後になって「都市州」なんて言いだしたら、関西州に入らない大阪市内に州都のシンボルがあることになるんです。
これは、おかしな話やと思います。

知事は移転案にはタイミングが大事だ。
とおっしゃっていましたが、タイミングも大事です。
後の喧嘩を先にしておいてもらうことが私は望ましいと思っております。
そこに、本当の信頼関係が生まれてくると思っております。

道州制に移行した場合の大阪市の覚悟や、例えば水道や道路、地下鉄など大阪市の権能を分散するような議論もあるかもしれません。
例えば大阪市も一緒に本体を湾岸へ持って行こうという具体的なお誘い、議論を平松市長としてもらいたいと考えるがいかがでしょうか。

(知事)
平松市長には、呼びかけたんですけれども、やはり平松市長の政治的状況から今、なかなか難しいようでありまして、やはり最終的には、市会の先生方のご判断になるのかなと思っています。
市会の先生方にもそういう話をしたんですけれども、まったく、そういう気持ちは無さそうでして、これは、これからの大阪まちづくりの中で、本当にベイがとういう話になってきた時に、市会の先生方が、そういう気持ちになっていただくのか、また、そういう考えを持たれる市会議員の先生方が市会に入られて、そういう動きになるのか、いずれにせよ、政治的な動きがどうしても必要になってくると思っています。

それを先導する形で、まず、大阪府から動いて大阪の大規模な都市改革、今までと違う大阪の絵姿というものを、まず、先導して描いていきたいと思っております。

(宗清)
知事は本当に就任されて走りっぱなしで、大変熱心ですから議会の先生方もできることなら知事の取り組みはみんなで応援したいという気持ちだと思いますが、ただいろいろ不安材料があるので、それを一つ一つ嫌なこともいうことかもしりませんが、明らかにしていくことが議会の仕事でありますし、その行く末をキチンと見届けていけばいいと思います
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