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ニュースレター(7)

大槌町役場

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震災時、町長をはじめとする職員約60人は災害対策本部を立ち上げるべく庁舎2階の総務課に参集したが、津波接近の報を受けて屋上に避難しようとしたが、約20人が屋上に上がったところに津波が到達。

屋上に避難しようとした町長と多くの職員が間に合わず犠牲になった。

この津波で町長他、多くの幹部職員が消息不明となり、庁舎も破壊されたことから行政機能が完全に麻痺したそうです。
津波で町庁舎は完全に破壊されているため、現在は国土交通省から支給されたプレハブを活用し仮設の町庁舎が設置されている。

大槌町は県庁がある盛岡市から車で数時間かかる地勢も災いして、被害の正確な状況が外部に伝わらず、暫く混乱が続いた。

新たな町長を選ぶ選挙が8月28日に行われる予定でありますが、現在は町の総務課長の平野氏が町長代理を務めている。

震災直後に災害本部を立ち上げ、対応に当たろうとした町長はじめ町の幹部職員が庁舎で亡くなられたと思うと本当に悲しく、やりきれない気持ちであります。

大槌町多目的運動場

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大槌町全域の避難所にこの多目的運動場から毎日支援物資が届けられています。自衛隊のトラックで必要な食料品や日用品を届け、その際に足りない物資、何が必要かを聞いてまたそれを翌日避難所に届ける仕組みとなっている。

大きなテントが3棟あり「食料品」「日用品」「毛布や畳類」と整理整頓されています。
食料品も日用品も見た目には十分にそろっていると思われますが、震災当初に持ち込まれたと思われる乾パンや備蓄米、毛布や畳は大量に余っており、必要な所に必要な物資が届きにくい現状を目の当たりにしました。

自衛隊が避難所に配給するだけでなく、被災者が物資を取りに来られることもあり、必要だと主張されるものをその都度支給しているようですが、同じ人が、1日に何回も同じものを取りに来ることもあり、避難者かどうかを確認する作業は困難であるため、ほとんど本人の申請どおり支給しています。

全国各地から寄せられた善意の物資をいかにして、効率的で公正に配給していくのか、課題は山積しています。

大槌町赤浜地区(魚市場周辺、がれき仮置場)

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報道されていますように、被災地のガレキの撤去は進んでいないのが現状であります。

役割として、ガレキを仮置き場に移動するのは地元市、仮置き場から最終処分地の移動するのは県の仕事となっています。

一口にガレキと言っても、全て所有者がいます。
所定の手続きなしに簡単に撤去できません。所有者による仕分け、承諾が済んだものから仮置き場にガレキを移動しますが、地元業者を中心に撤去作業をしていますが、小さな業者が多いため膨大な時間を要します。

また、ガレキの中には津波で破壊された自動車も多くありますが、持ち主の了解がないと最終処分できないのが実情です。
破壊された自動車は街中で放置されているか、仮処分場に放置されたままの状態であります。
いずれにしても、被災地である宮城、岩手、福島の3県だけではガレキの最終処分は不可能であり、国や他県の応援がなければ、どうすることもできません。

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大阪府のフェニックスも最終処分地の候補地の1つでありますが、ガレキを移動するのに船路しかなく、コスト、距離、時間を勘案し最終決定される予定であります。

災害は「いつ」「どこで」起こるか誰にも分かりません。

明日は我が身と言う気持ちで大阪府の災害対策を考えなければなりません。

9月議会でも大阪の防災拠点(府庁舎の移転問題)を含む重要案件が提案される予定であります。

悔いにない議論を重ね、正しい結論がだせるよう頑張ります。
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