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誰のための中学校給食なのか(3)

給食と手作り弁当


よく中学校給食導入の議論の中で、「食育」という言葉を使われますが、具体的に食育とは何でしょうか。委員会で質問しましたが、明確な答弁はありませんでした。

小学校でも給食の食べ残しが問題となっていますが、「食育」という観点からすると教育現場で食べ残しを放置していることは大問題であります。

我々は、「様々な命」を頂きながら生きています。

命の大切さ、自然の大切さ、栄養、食文化等をしっかり教えることにより、万物に対する感謝や命の尊厳を学ぶのであります。

給食の食べ残しの実態も把握していない教育委員会に「食育」を語る資格はありません。

府教育委員会は保護者がつくる愛情弁当は給食に劣るという前提に立っており、愛情弁当には否定的なようです。

また、「『食』は成長の源泉」などと美辞麗句を並べていますが、今まで保護者や子供たちに栄養について指導や啓発をしてきたこともないのです。

例えば、1食あたり、スポーツをするのにタンパク質どのくらい必要、勉強する(脳細胞)のに糖分がこれくらい必要等、今までに弁当の作り方等、栄養の大切さすら教えていないのです。

当然、給食とお弁当の比較検証はしていませんし、保護者がどのようなお弁当を作っているのか実態の把握もしていません。

少なくとも、手づくりの大切さ、栄養の目安、献立等の保護者に対する啓発活動はすべきです。

ある中学校の校長先生は手づくり弁当の大切さを保護者に繰り返し伝えています。

新入生説明会の時には保護者にこのような話をされていました。
「思春期である中学世代は親との関わりを避ける時期でもあります。そのような時期において、親からの愛情を伝えるには手づくり弁当が非常に大切なのです。言葉では伝えきれない愛情が、手づくり弁当から子供たちに必ず伝わります。できるだけ、子供には手づくり弁当を作ってあげてください。」

学校現場では手づくり弁当を介して親子関係の築き方まで伝えている現状に対し、大阪府の教育委員会の姿勢とは温度差があります。

教育委員会は子どもたちに給食だけ食べさせれば責任逃れができると勘違いしているようです。
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