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ベトナムで人気の日本製オートバイ 生活水準は所得水準よりも上?

ベトナム社会主義共和国・・・ホーチミン市

ベトナム社会主義共和国
国旗:金星紅旗
面積:32万9241km2(日本の約90%)
人口:約8579万人(2009年)
首都:ハノイ
ベトナム

ベトナムは日本のように成熟した社会ではありませんが、以前と比べて生活レベルは格段に向上しているようです。しかし、一方では経済発展と生活レベルの向上に、国民の所得が追いついていない状況であり、所得格差等様々な問題も生じています。

ホーチミン市はベトナムの経済の中心地として栄え、総人口の約1割の850万人(定住600万人、出稼ぎ等250万人)が暮らしています。出稼ぎ等による人口流入で毎年約20万人も増加しており、住宅事情に課題も多く、上下水道等のインフラ整備が急がれています。同市の平均年齢は27歳と非常に若く、街全体が活気に溢れているような印象です。おそらく昭和30年~40年の日本の都市部と同じような状態であると思われます。

経済発展著しいベトナムですが、莫大な財政出動を伴うインフラ整備はまだまだ遅れています。故に、地下鉄等の公共交通機関がないホーチミン市民の移動手段として、ほとんどがバイク(50CC~125CC)を利用しています。就職や結婚の際にもバイクを所有していることが必須の条件のようです。

市内は早朝から深夜まで、とにかくバイクが多く、自動車での移動は困難を極めます。ホーチミン市民に圧倒的に人気があるのは「ホンダ」、続いて「ヤマハ」「スズキ」であります。ホーチミン市で働く人々の一般的な月収は日本円で約1~2万円程度であると推定されますので、所得の少ない人々にとって、20万円程度もする日本車を購入することは困難であるようです。しかし、故障が少なく、性能が良いため、安い中国産と比べると日本製は圧倒的に人気があり信頼されています。歴史的な背景もあって日本人は信頼されているのだと感じます。

前途のように、ホーチミン市の各家庭ではバイクを所有しています。また、固定電話が普及する前に携帯電話が普及したことから、ほとんどの人が携帯電話を持っています。家賃、バイク、電話等の維持費等を考えると1ヶ月の収入に見合わない生活をしているように感じます。現地のガイドにもお聞きしましたが、「実際にはどうやって生活できているのか分からない」と話されていました。日本やシンガポールのような給与水準の高い国へ出稼ぎし、収入の殆どを家族や親類に送金をしていることも考えられます。経済発展に伴う生活レベルの向上に国民所得が追いついていない側面を考えると、急激な経済成長が国民に幸福をもたらすとは限らないと改めて考えさせられます。


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